PDFの作業を、AIエージェントにまかせる
Claude などのAIエージェントが、MCPという仕組みで Orihako のツールやレシピを呼び出せます。ファイルはあなたのパソコンから出ず、AIは作業の指示だけを出します。
- エージェントをダウンロード: ずっと置いておくフォルダ(例:ユーザーフォルダ)に展開します。中身は、プログラム1つとPDFの処理エンジン、フォントです。
- Node.js を入れる: エージェントは Node.js(バージョン20以降)で動きます。公式サイトから「LTS」版をダウンロードし、初期設定のままインストールしてください。
- AIアプリにつなぐ: お使いのアプリを選んで、設定をコピーします。フォルダの部分は、エージェントを展開した場所に書き換えてください。
頼み方の例
- ダウンロードフォルダのPDFを全部3MB以下にして、Downloads/small に保存して。
- デスクトップの deal フォルダの契約書を順番に結合して、ページ番号とファイルごとのしおりを付けて。
- フラット化・作成者情報の削除・2MBへの圧縮をするレシピを作って確認し、この3つのファイルに実行して。
- report.pdf は何ページ?文字のないスキャンかどうかも教えて。
無料と Pro の範囲
1つのツールを1つのファイルに使うのは無料です。複数の手順・複数ファイルの一括処理・条件・名前のルールには Pro のキーが必要で、パソコンで一度有効にすれば使えます(エージェントが案内します)。
エージェントで使えるツール
- PDF結合
- PDF分割
- PDF圧縮
- ページ削除
- PDF回転
- ページ並べ替え
- 画像 → PDF
- PDF → 画像 (ブラウザのみ)
- 入力・署名
- トリミング(余白カット) (ブラウザのみ)
- 割付・小冊子
- 見開き分割
- 用紙サイズ変更
- 白紙ページ削除 (ブラウザのみ)
- 入力内容の固定(フラット化)
- しおり(目次)追加
- 画像抽出
- 作成者情報の削除
- 請求書リネーム (ブラウザのみ)
- 文字認識(OCR) (ブラウザのみ)
- 黒塗り(マスキング) (ブラウザのみ)
- 2つのPDFを比較 (ブラウザのみ)
- 角印・日付印
- 透かし
- ページ番号
- パスワード保護
- パスワード解除
- ベイツ番号(通し番号)
安全のための仕組み
- ファイルは、エージェントが指定した場所からだけ読み込み、あなたのパソコンで処理します。アップロードはしません。
- 結果は指定された出力フォルダにだけ書き込み、頼まれない限り既存のファイルを上書きしません。
- 元に戻せない手順(黒塗り・固定・圧縮など)は、エージェントがあなたに確認してから実行します。
- 元のファイルは変更しません。パスワードはその1回だけ使い、保存しません。
よくある質問
MCPとは何ですか?
Model Context Protocol の略で、AIアプリがあなたのパソコンの道具(ツール)を呼び出すための共通の仕組みです。Claude Desktop、Claude Code、Cursor など多くのアプリが対応しています。
AIにファイルの中身を見られますか?
エージェントはファイルをパソコンの中で処理し、AIには結果(ファイル名・ページ数・サイズ・注意点など)だけを返します。チャットにファイルを添付した場合はAIアプリ側が読みますが、Orihako がファイルを送ることはありません。
インターネット接続は必要ですか?
処理には不要です。Pro キーの有効化と1日1回の確認だけ、ブラウザと同じく通信します。
AIなしで、決まった時間に動かせますか?
はい。タスクスケジューラなどからコマンドとして実行できます。例:node orihako.mjs recipe run send.orihako in/*.pdf -o out --yes